医療法人社団庚午会 中山整形外科

〒312-0055
茨城県ひたちなか市大成町11-1
029-274-9955

診療案内

整形外科

整形外科は、骨や関節、筋肉、神経などの運動器の障害や外傷を扱う診療科です。当院では、打撲や捻挫、骨折といった外傷だけでなく、肩・膝・腰の慢性的な痛み、手足のしびれ、神経痛、骨粗鬆症など、日常生活に支障をきたす症状に幅広く対応しています。

必要に応じて他医療機関と連携

日本整形外科学会認定 整形外科専門医が診察を担当し、患者さま一人ひとりの症状や生活背景をふまえた治療を心がけています。精密検査や手術が必要な場合は、近隣の総合病院や専門施設と連携を取り、スムーズにご紹介いたします。

肩・膝・腰の痛み

肩・膝・腰の痛みは、加齢や生活習慣、過去のけがなどさまざまな要因で起こります。
当院では、変形性膝関節症、五十肩、腰部脊柱管狭窄症、坐骨神経痛などを含む多様な疾患に対応しています。
痛みの原因をしっかり見極め、必要に応じて画像検査を行いながら、薬物療法・注射・運動療法などを組み合わせた治療を行います。

日常生活での注意点もアドバイス

痛みの悪化を防ぐために、体の使い方や姿勢、運動の仕方など、生活面でのアドバイスも行っています。

​骨粗鬆症

健康寿命を延ばす上で避けて通れないのが「骨粗鬆症」とのたたかいです。

骨粗鬆症は、自覚症状がないまま静かに進行し、骨をもろくする病気です。日本には40歳以上の推定患者が約1,590万人いる(2024年時点)とされていますが、実際に治療を受けている方はその一部に過ぎません。骨粗鬆症が引き起こす最も深刻な問題は「脆弱性骨折」です。これは、くしゃみや転倒といった僅かな衝撃で骨折してしまう状態を指します。

中でも、脚の付け根の骨折である「大腿骨近位部骨折」は、その後の生活に大きな影響を及ぼします。手術が必要になることが多く、残念ながら約10%の方が1年以内に亡くなり、半数近くの方が骨折前の歩行能力を取り戻せないという厳しいデータもあります。また、背骨が潰れる「椎体骨折」も問題です。これは「いつのまにか骨折」とも呼ばれ、気づかないうちに身長が縮んだり、背中が丸くなったりする原因となります。

一度骨折をすると、次の骨折を起こすリスクは格段に高まります。この「骨折の連鎖」を断ち切ることが、介護が必要な状態になるのを防ぎ、健康で自立した生活を守るためには極めて重要です。

当院では、こうした事態を未然に防ぐため、骨粗鬆症の早期発見と治療に特に力を注いでおります。新しい骨密度測定装置を用いてご自身の骨の状態を詳細に把握し、お一人おひとりの状態に合わせた食事や運動のアドバイス、そして必要に応じた薬物治療をご提案いたします。

お体の痛みやしびれはもちろん、「最近、身長が縮んだ気がする」「背中が丸くなってきた」といった些細な変化でも、どうぞお一人で悩まず、お気軽に当院までご相談ください。

定期的な骨密度検査を実施

骨密度の変化を把握することが、治療継続の第一歩です。骨密度検査装置を導入し、定期検査を通じて、進行を早期にキャッチします。

DEXA法による骨粗鬆症検査

DEXA(デキサ)法とは、骨密度を詳細に測定できる検査方法です。
正式には「二重エネルギーX線吸収測定法(Dual-energy X-ray Absorptiometry)」と呼ばれ、主に骨粗鬆症の診断や骨折リスクの評価に用いられています。

慢性疼痛

慢性疼痛とは、けがや病気が治っているにもかかわらず、3カ月以上持続する痛みのことを指します。
腰痛や関節痛、神経痛、筋膜性疼痛などが代表的で、痛みが続くことで不安や睡眠障害、うつ症状を引き起こすこともあります。
当院では、薬物療法だけでなく、神経ブロック注射、物理療法、運動療法、心理的アプローチも組み合わせて、痛みの軽減と生活の改善を目指します。

他科疾患の可能性にも配慮

慢性疼痛は「治す」だけでなく「付き合う」視点も重要です。痛みに対する考え方やストレス対策も重視しています。場合によっては内科的な要因や心因性の痛みであることもあります。必要に応じて他科と連携し、総合的に判断します。

運動器リハビリテーション

運動器リハビリテーションとは、骨・関節・筋肉・神経など、体を動かすために必要な器官(運動器)に障害がある場合に、その機能回復や維持、再発予防を目指すリハビリテーションのことです。
けがや病気、加齢などで生じる痛みや関節のこわばり、筋力低下、バランス機能の低下に対して、ストレッチ・筋力トレーニング・歩行訓練などを行い、日常生活動作(ADL)の改善を図ります。

理学療法士によるリハビリテーション

当院では、理学療法士によるリハビリテーションを実施しています。
個別のリハビリプログラムを作成し、機能回復・再発予防を目指したきめ細やかなリハビリを行います。
また、電気刺激療法(物理療法)も取り入れ、痛みの軽減や筋力強化をサポートさせていただきます。

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交通事故・労災

交通事故や労災によるケガについても、当院で診療を行っています。
交通事故によるむち打ち症や打撲、骨折、労働中のケガなど、早期治療が重要です。
加害者側の自賠責保険や任意保険、自身の健康保険、労災保険にも対応しております。
必要な手続きや提出書類については、事前にご確認のうえご来院ください。
ご不明な点があれば、受付にてお気軽にお問い合わせください。

交通事故

加害者の保険を使う場合(自賠責・任意保険)

  • 1
    患者さまから相手方(加害者)に当院を受診することを連絡してください。
  • 2
    加害者が保険会社に連絡します。
  • 3
    保険会社から当院に治療依頼の連絡が入り次第、保険適用となります。
  • 4
    必要に応じて診断書や明細書を作成し、治療を進めます。

※保険会社から当院に治療依頼の連絡があるまでは、患者さまに一時的に全額お支払いいただきます。
保険会社から連絡が入り次第、窓口負担なしとなり、それまでにお支払いいただいた費用は返金いたします。

自分の健康保険を使う場合
交通事故でご自身の健康保険を使用する場合は、事前に健康保険組合への届け出が必要となります。
なお、健康保険を利用された場合には、自賠責保険向けの診断書や明細書の作成は当院では承っておりませんので、あらかじめご了承ください。

労災

労災で受診される方は、労災申請用の書類をご持参ください。
(通常は5号様式、転院の場合は6号様式、通勤災害は16号様式の3、公務災害は診療補償請求書が必要です。)
申請書類が揃うまでは、一時的に患者さまに全額ご負担いただき、労災の適用後に返金いたしますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点がありましたら、事前にお問い合わせください。

自由診療について

当院では、自由診療にて各種証明書・診断書の作成にも対応しております。
診断内容に基づき、必要な書類を作成いたしますので、お気軽にご相談ください。

その他、自由診療の料金については、下記の料金表にてご案内しておりますので、あわせてご確認ください。

料金表はこちら

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